説明
2022年重大ニュース
新時代の予兆
激動の先にある住宅産業の未来
コロナ禍収束の気配が漂うなか、2022年はロシアのウクライナ侵攻で幕を開けた。
これまで構築してきた世界の均衡が崩れ、食料危機、エネルギー危機と生活に影を落とす。
住宅業界に目を移せば、資材高騰、円安、原油高、モノ不足と、かつてないほどの逆風のなかで新たなビジネスモデルのあり方、サプライチェーンのあり方が問われている。
また、住宅行政では、改正建築物省エネ法、改正建築基準法が公布となり、カーボンニュートラル実現に向けた折り返し地点である2030年に向けた動きがいよいよ始まった。
不確定の時代と言われるなか、変化を促す予兆が相次いだのが2022年ではなかっただろうか。
2023年はこれらの対応を急ぎ、住宅産業の未来を描く年となりそうだ。