説明
潮目変わる
ウッドショック
輸入材の在庫量増加、価格も下落局面に
2021年3月頃から、コロナ禍に端を発し、国内外の木材の需給バランスが崩れ外材が高騰、不足するウッドショックの影響が続いてきたが、ここにきて潮目が変わりつつある。
2022年に入り、東京木材埠頭の輸入材の在庫量が大幅な増加傾向にある。
また、すでに国内の木材商社、プレカット工場は、十分な量の在庫を抱えており、さらに、足元の新設住宅着工も、特に持家が伸び悩む中で、木材を買い控える動きが目立つ。
木材業界の関係者は、「木材価格は下落局面に入り、緊張感が漂い始めている」と話す。