説明
コロナで顧客アプローチの主戦場に変化
インサイドセールスで住宅営業を制する
住宅営業のあり方が大きく変わりつつある。従来は、住宅展示場が主たる営業の場であり、対面による接客「フィールドセールス」が当たり前であったが、コロナの感染拡大により、住宅展示場の来場者が激減し、多くの住宅事業者は、オンラインでの住宅営業を強化せざるを得なくなった。ここで重要性が高まってきているのが、見込み客に対して非対面で営業活動を行う「インサイドセールス」だ。いかにオンラインにおいて、各社の住宅の魅力を深く知ってもらうのか、それぞれの顧客の住宅購入に対する温度感を把握するのか、それぞれの顧客に対して効果的にアプローチしていくのか、インサイドセールの仕組みづくりが成約率を大きく左右する。消費行動の変化により、あらゆる商品はネットを通じて買うことが当たり前になっている。住宅も例外ではない。コロナ後も、オンラインによる住宅営業、インサイドセールスの重要性はさらに高まっていくと見る向きは多い。「インサイドセールスを制するものが住宅営業を制する」という時代がきている。