説明
いま“幸せ”を目指す
不安の時代に求められる
ウェルビーイングな暮らしの豊かさ
コロナ禍に在宅時間が増え、住まいへの関心が高まった。
さらに言えば、住まいとは何か、暮らしとは何かが、あらためて問い直されたといえよう。
自然との触れ合いを求めて外部空間とのつながりを重視したり、都市中心から郊外へと住み替えたり、また、家族とのつながりを見直して住まいのなかの個と共の空間を問い直したり──。
コロナウイルスによるパンデミックだけではない。
自然災害の多発化・甚大化、ロシアのウクライナ侵攻など、これまでの日常が崩れ、価値観が大きく変わり、社会に不安感が広がる。
こうしたなか、さまざまな場面でウェルビーイングの向上が求められている。
住まいづくり、まちづくりにおいても、こうした幸福感を高める取り組みが加速しそうだ。