ハウジング・トリビューンVol.687(2024年14号)

¥1,650 (税込)

特集:いよいよスタートした森林環境税

発売日 : 2024年7月26日

Housing Tribuneは下記サービスにも配信しています
商品コード: ht687 カテゴリー:

説明

いよいよスタートした森林環境税

600億円を森林整備に、住宅業界への影響は?

2024年度から「森林環境税」がスタートした。年間1000円が個人住民税に上乗せして徴収され、その年間総額約600億円にのぼる森林環境税は、国を通して「森林環境譲与税」として全国全ての市町村と都道府県に配分され、「森林経営管理制度」を始めとする森林整備やその促進のための取り組みに活用される。森林経営管理制度では、条件が良く森林経営に適した森林については、「伐って、使って、植えて、育てる」の循環利用、「儲かる林業」の実現に向けた取り組みを支援する。当然、木材の需要先である住宅産業にも影響は出てくる。いかに川上から川下までがつながり、国産材活用を促進し、国産材の価値を高める、時代に合った新しい形のサプライチェーンを構築できるかが問われることになりそうだ。また、森林環境税、森林経営管理制度の取り組みが進むことで、脱炭素、ネイチャーポジティブの実現に向けても一層の弾みがつきそうだ。

≪特集≫
いよいよスタートした森林環境税
600億円を森林整備に、住宅業界への影響は?

≪TOPIC&NEWS≫
地盤調査会社が住宅保証会社と相次ぎ業務提携
プラチナ構想ネットワーク、森林循環経済のロードマップを作成

≪連載≫
国産材を活かす  国産材製のフリー板に目を向けよう
林材ライター 赤堀 楠雄 氏

木製ブラインドにブームの兆し

≪CLOSE UP≫
積水ハウス 世界初の生物多様性可視化ツールを開発
建研/住木センター/一条工務店 北海道・十勝川実験水路で耐水害住宅初の実河川実験
TOTO 国内水回り事業を強化

台風・集中豪雨の頻発化で高まる雨漏りリスク

“みどり”の価値をまちづくりに生かす

≪FLASH≫
旭化成ホームズ 重鉄制震構造のRATIUSシリーズの第四段
LIXIL 住宅研究所 アイフルホームカンパニー 創業40周年記念の体験型施設「あそべる家」
パナソニック ハウジングソリューションズ マンションリノベの実態を調査
カズマ 竹や大麻など自然素材でつくるカーテンを販売
ジャパン建材 高気密・高断熱住宅など、"学べる"ジャパン建材フェア
発泡スチロール協会 有効利用率100%を目指す 資源循環経済のモデルに
Trust Lead インスタ分析ツールに住宅業界特化型
MFS 東証グロース市場に上場
(一社)20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会 HEAT20システム認証を改修に拡大

≪Channeling Data≫
「住宅設備・建材市場トレンドデータ便覧 2024」
「不動産業における『カスハラ』の実態調査」
「住まい探しと防犯意識の実態調査」

表紙写真:「SEIKO HOUSE GINZA」(東京都中央区)

追加情報

重さ 210 g
フォーマット

紙版, 電子版